この記事では、海外でイラストが変更となったカードを理由付きで紹介していきます。中には全く違うイラストに差し替えられてしまっているものもあるので、ぜひ読んでみてください!
宗教上の理由でイラストが変更になったカード
早すぎた埋葬
海外では十字架マークが宗教的にNGとのことで、○のマークに変更されています。
死者蘇生
死者蘇生も十字架マークがNG。
十字架はTCGで規制の対象になりやすいマークで、他にも次の次のようなカードでイラスト変更されています。
- 死者への供物
- リビングデットの呼び声
六芒星の呪縛
海外では六芒星も規制対象のマークなんです。
その他にも、六芒星が描かれている次のようなカードのイラストが差し替えられています。
- マジシャンズ・サークル
性的描写が理由でイラストが変更になったカード
続いては性的描写が原因で海外イラストが変更になったカードを紹介していきます。
ブラック・マジシャン・ガール
まずは人気のブラック・マジシャン・ガール。露出はそこまで多くないですが、それでも規制対象になってしまいました。
ちなみにこの後紹介するカードを見れば分かりますが、ブラックマジシャンガールの修正はかなり良心的な方です。(人気だからちょっとくらいは許してくれたのかもしれません。)
水の踊り子
ちょっと露出が多すぎて、さすがにこの規制には納得ですね。
ちなみに、水の踊り子は2002年以降絶版となっています。
ハーピィ・レディ
胸だけではなく、お腹や肩回りまで衣装を着せられてしまっていますね。
海外では、その他のパーピィ関連のカードも全てこの仕様になっています。
生還の宝札
まさかの男の上半身(しかも背中)が規制になってしまいました。
下半身がNGというならまだ分かりますが、背中までとは・・・。
他に男性イラストで規制がかかったものは次のようなものがあります。
- ソイツ(お尻の割れ目が消える)
- 裸の王様(王様が服を着ている)
暴力表現の規制でイラストが変更になったカード
暴力的な表現が理由でイラストが変更されたカードを紹介していきます。
救出劇
ギロチンがNG。
ただグロいというだけでなく、ギロチンは海外で処刑道具として利用されていました。そのため、厳しく規制をかけているのでしょう。
血の代償
血がグロテスクだということで、イラストが大幅に差し替えられています。
海外のカードを見ただけでは元が血の代償だとは気づけませんね。
その他の理由
挑発
アニメ「ビーバス・アンド・バットヘッド」に似ているため、海外では可愛げのあるキャラクターに差し替えられています。
他には「マッドロブスター」というカードが、他のTCGイラストと似ているため変更になりました。
お注射天使リリー
お注射天使リリーは、背景や帽子にある赤十字のマークがハートマークに差し替えられています。
赤十字はジュネーブ条約で使用できる人が定められているので、それを遊戯王カードに使ってしまうとアウトという事なんです。
お注射天使リリーだけでなく、その他にも赤十字マークの付いたカードのイラストが差し替えられています。
- ふるい落とし
- 白衣の天使
魔女狩り
「魔女狩り」の元ネタは近世ヨーロッパで起きた迫害です。日本では魔女狩りが行われていなかったのでカード化しても問題ありませんが、海外ではそうはいかないんですね。
見るからに人間の女性が処刑されようとしているので、海外では規制対象になってしまいました。
ギロチンが規制された理由と少し似ていますね。
ウィジャ盤
なんと「DEATH」という文字が規制対象になっています。
海外ではD・E・A・T・Hではなく、F・I・N・A・Lと表現されています。
ちなみに、他に文字が変更になったカードだと「偽物の罠」のイラストに書かれた"スカ"などがあります。
"スカ"の部分だけ英語の"FALSE"に変更。アジアでもこの表記になっており、スカの文字が使われているのは日本だけです。