【なぜ高い】ホーリーナイトドラゴンの買取価格・値段・相場はどうなってる？

高額な初期カードとして有名な「ホーリー・ナイト・ドラゴン」。

流通枚数が少なく、最高で１枚10万円以上の値段を付けられるカードです。

この記事では、

• ホーリーナイトドラゴンの種類別の買取価格
• なぜホーリーナイトドラゴンは相場が高いのか

を解説していきます。

このカードを持っているかもしれない・興味本位でホーリーナイトドラゴンについて知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

ホーリーナイトドラゴンの種類別の買い取り価格は？【初期シークレットが高騰】

ホーリーナイトドラゴンは現在、大きく５種類のカードが流通しています。

それぞれ買取・販売相場は以下の通り。

初期シークレットレアは買い取り価格15万円、販売価格22万円という驚異の数字を叩き出しています。

その他は高くても1,500円と、かなり控えめな数字に。

このようにホーリーナイトドラゴンは、初期じゃないと高額で売ることができないので注意してくださいね。（見分け方としては、右下に銀シールが貼っていなければ初期カードです。）

なぜ高い？ホーリーナイトドラゴンの買い取り相場が高い理由

ホーリーナイトドラゴンの初期シークレットは買い取り15万円とものすごい値段になっていますが、なぜこんなに高いのか気になりますよね。

正直、ホーリーナイトドラゴンは強いカードではありません。

星７・攻撃力2500・守備力2300・効果なし。

2体を生贄に捧げて召喚するほどのモンスターではないことが分かると思います。

また、全く同じ召喚条件のブルーアイズホワイトドラゴンに完全に負けている上、特にシリーズで強化されているわけでも、他のカードとの強力なコンボができるカードもありません。

それなのにこんなに高額になるのはなぜでしょうか？

理由は初期シークレットの入手難易度の高さにあります。

初期シークレットのホーリーナイトドラゴンは、1999年に発売のゲーム「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の付録でしか手に入らないものでした。

付録には10種類のカードが入っていて、その中のどれが当たるかは実際に買ってみないと分からないというもの。

そんな中ホーリーナイトドラゴンの封入率は、たったの５％くらいだと言われています。

滅多に当たらないレアカードだったため希少性が高く、高額な値段が付けられているんです。

さらに、ホーリーナイトドラゴンは再録がかなり遅かったのも理由の一つ

実は「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の中には、ホーリーナイトドラゴンよりもさらに封入率の低いカードが含まれていました。

• 究極完全態・グレート・モス
• ホーリー・ナイト・ドラゴン
• 火器付機甲鎧
• サイバー・ボンテージ
• サラマンドラ
• シャイン・キャッスル
• ハーピィの羽根帚
• 鎖付きブーメラン
• 死のデッキ破壊ウイルス
• 硫酸のたまった落とし穴

以上が封入されていた10種類のカードですが、その中でホーリーナイトドラゴンのレア度は２番目。

最も確率の低いレアカードは究極完全態グレートモスです。

封入率はなんと、２～３％くらいだったと言われています。

ホーリーナイトドラゴンの半分くらいの確率ですね。

しかしそんな究極完全態グレートモスの初期シークレットの価格は、

• 買い取り：13万円
• 販売：20万円

となっています。

驚いたことに、ホーリーナイトドラゴンよりも２万円ほど相場が低いんです。

これはちょっと不思議ですよね。

実はホーリーナイトドラゴンの価格があそこまで高騰しているのにはもう一つ原因があります。

それは、再録されるタイミングです。

ホーリーナイトドラゴンは正真正銘幻のレアカード

ホーリーナイトドラゴンは1999年にゲーム付録として登場したあと、再録されたのは2015年の１月でした。

なんと約16年の間、一切登場していなかったんです

ついこの前（と言っても5年前）までは、海外を含め世界に流通しているホーリーナイトドラゴンはゲーム付録の「初期シークレット」しかなく、正真正銘幻のレアカードでした。

これが原因で初期シークレットの希少性や需要が上がり、本来このカードよりも相場が高くなるはずだった究極完全態グレートモスの値段を上回っていると考えられています。

ホーリーナイトドラゴンはその後一気に複数レアリティが再録され、中には英語版のゲームの付録としても登場しています。

しかしそのゲームの付録はランダムではなく必ずホーリーナイトドラゴンが入っているため、同じシークレットなのに買取額は1,500円。

文字通り桁が２つも減ってしまっています。

このカードを持っている方は、ぜひ初期カードシークレットかどうかを確認してみてくださいね。