遊戯王カードの大会でデッキに入れられることの多い「増殖するG」。
このカードは買い取り価格が高いことで有名ですが、2019年に相場がさらに上がりました。
今では、レアリティによっては1万円以上で取引されるようになっています。
この記事では
- 増殖するGのレアリティごとの値段
- 増殖するGの相場が高い理由
を解説していきます。ぜひ参考にしてみてください。
増殖するGのレア度別の買取価格は?【20thシークレットが超高額!】
増殖するGは現在、6種類のレアリティがあります。レアリティごとの買取価格・販売価格を表にしたので確認してみてください。
レアリティ | 買取価格 | 販売価格 | 型番 | 入手方法 |
ノーマル | 880円 | 1,300円 | EXP4-JP037NR-S | 「エクストラパック4」収録 |
スーパー | 1,000円 | 1,350円 | DBSW-JP042SR-S | 「第10期 デッキビルドパック スピリット・ウォリアーズ」収録 |
パラレル | 650円 | 1,300円 | SR09-JP018PA-S | ストラクチャーデッキ「SR09 ウォリアーズ・ストライク」収録 |
コレクターズ | 2,000円 | 3,200円 | TRC1-JP026CR-S | 「第9期 ザ・レアリティ・コレクション」収録 |
シークレット | 1,900円 | 2,800円 | 20TH-JPC82SE-S
|
「第10期 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION」収録 |
シークレット | 3,000円 | 4,600円 | TRC1-JP026SE-S | 「第9期 ザ・レアリティ・コレクション」収録 |
20thシークレット | 17,000円 | 28,000円 | 20TH-JPC8220SE-S | 「第10期 20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION」収録 |
全体的にかなり相場が高いことが分かりますよね。
遊戯王カードのノーマルは普通1枚だけでは値段が付かず、何十枚と重ねてようやく10円になるレベル。そんな中増殖するGはノーマル1枚だけで880円もの買取価格がついています。
一番高いのが20thシークレットレア。2019年に登場したレアリティですが、このカードは1枚で17,000円とずば抜けて高くなっています。
増殖するGはなぜ高い?相場が高い理由を解説!
増殖するGはそこまで希少性の高いカードではありません。また、ゴキブリのイラストなので特にファンがいるというわけでも・・・。
それなのにノーマルカードですら800円以上と高額になる理由は、単純にデュエルで活躍するからです。
増殖するGは効果に優れ、とにかくデッキに採用されることが多いカードなんです。
増殖するG(地) | |
レベル(☆) | 2 |
攻撃力(ATK) | 500 |
守備力(DEF) | 200 |
昆虫族・効果 | このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できず、相手ターンでも発動できる。①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。このターン、以下の効果を適用する。●相手がモンスターの特殊召喚に成功する度に、自分はデッキから1枚ドローしなければならない。 |
いわゆる手札誘発モンスター。相手の特殊召喚にチェーンして墓地に送ることでドローをすることができるという効果です。ちなみにこの効果は一回きりではなく、そのターン相手が特殊召喚をするたびに何度でも引くことができます。
そのため、相手からすると「特殊召喚によるコンボを決めた結果不利になってしまった・・・」ということも。
相手からしたら手札を増やされるのは嫌なため、コンボによる特殊召喚を止めざるを得ないこともあるんですね。
以上の理由があり大会などではデッキに3枚入れられることも多く、「増殖するGをお金を払ってでも手に入れたい!」という方がたくさんいるんです。
(このカードが初登場したのは2011年に発売されたパックです。そう考えると、いまだにここまで使われているのは凄いですよね。)
増殖するGの対策カードの相場も比較的高い
以上のように増殖するGは強いカードで相場も高めになっていますが、それと同時に「増殖するGの対策カード」も相場が上がっています。
例えば次のようなカード。
墓穴の指名者(シークレット) | 1,000円 |
マクロコスモス(シークレット) | 420円 |
灰流うらら(20thシークレット) | 32,000円 |
墓穴の指名者とマクロコスモスは、増殖するGを墓地から除外することによって効果を発動させないようにするカード。
灰流うららは、増殖するGと同じ手札誘発のモンスターです。デッキからドローする効果を無効にすることができます。
増殖するGは過去に準制限カードになったこともある
増殖するGは以前、準制限カードになったことがあります。
2017年の10月に準制限に指定。その3カ月後の2018年1月に解除され、現在に至ります。(制限が解除された当初、シークレットレアは今の数倍の値段で買い取りされていたようです。)
制限解除からもう2年以上が経過しているので今からまた制限がかけられることは考えにくいですが、万が一制限がかかった場合は買い取り額も下がってしまうので注意しておきましょう。
また制限がかけられなかったとしても、時間が経てば経つほどデッキ採用率が下がっていくのが一般的ですし、できるだけ相場が高い今の内に売ってしまうのがオススメですよ!